どうもシュナです。
2024年9月に突然発表された、「プライオリティパスに関するサービス制限のニュース」は、プライオリティパスの恩恵を受けてた方や、頻繁に旅行に行く方などは驚いたのではないでしょうか?
今回は、「JCB発行」「MUFG発行」のクレジットカード付帯のプライオリティパスに対しての利用制限の発表でした。
それらのカードを利用している方はもちろん内容はいつから利用制限が始まるのか気になると思いますし、他のカードを利用している方も、今後のプライオリティパスの利用制限はどのようになっていくのか?とても気になるところだと思います。
今回は、
- 改悪の内容
- 改悪の歴史から見る今後の流れ
- 現在、最もオススメのクレジットカード
について、まとめました。
ぜひ、クレジットカード選びの参考にされてください。
YouTubeでも詳しく説明をしています!
ぜひ、チェックしてみてください
この記事の執筆者は・・・
サイト運営をしている“シュナ|蓮本”と言います。
◾️2022年〜マリオットプラチナ会員
◾️2023年〜ANA SFC会員
◾️43歳/5,8歳の娘の子育てパパ
◾️全世界リッツカールトン制覇が目標
家族全員が大の旅行好きで、なんとかマイルやホテルポイントでお得に行けないかと考えるようになり、詳しく勉強し実践してきました。
そこで、僕が得たクレジットカードやマイルの知識と経験を全公開していきます。
2023年11月、ANAのSFC修行解脱しました。
その模様や旅行体験記も含め発信していきます!
YouTubeチャンネルはコチラ→【シュナ】実体験レビューch
改悪の内容について
ではさっそく、2024年9月にプライオリティパスの利用制限に関する発表を見ていきましょう。
今回発表された内容は
- JCB発行クレジットカード付帯のプライオリティ・パス
- MUFG発行クレジットカード付帯のプライオリティ・パス
以上の2つから発行されたプライオリティパスにおいて国内の「お食事」「リフレッシュ」「休憩」などの無料サービスが利用できなくなるということでした。
この「お食事」「リフレッシュ」「休憩」についてですが、日本国内で利用できるサービスは以下の通りになります。
空港名 | ターミナル | サービスの種類 | サービス名 |
---|---|---|---|
成田国際空港 | 第1ターミナル | お食事 | Japanese Grill & Craft Beer TATSU |
肉料理 やきすき やんま | |||
第2ターミナル | お食事 | 鉄板焼 道頓堀 くり田 | |
休憩 | 9h nine hours Narita Airport | ||
第3ターミナル | お食事 | ぼてぢゅう屋台 | |
羽田空港 | 第1ターミナル | リフレッシュ | Foot Bath Cafe & Body Care LUCK |
羽田エアポートガーデン | お食事 | All Day Dining Grande Aile | |
セントレア中部国際空港 | 第1ターミナル | お食事 | 海膳空膳 |
ぼてぢゅう | |||
リフレッシュ | くつろぎ処 | ||
Flight of Dreams Building | お食事 | The Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Bar | |
関西国際空港 | 第1ターミナル | お食事 | Botejyu 1946 |
Japan Travelling Restaurant by BOTEJYU | |||
伊丹空港 | 中央ブロック | お食事 | 大阪エアポートワイナリー |
鹿児島空港 | 国内線ターミナルビル3階 | リフレッシュ | Body Care LUCK |
日本国内でも、たくさんサービスがあるのですが、上記のサービスについて利用できなくなる!ということになります。
特に、セントレア中部国際空港では、保安検査場外で利用できるサービスが多くありますので、僕もかなり利用させていただきました。
では次の章から、2社の利用制限内容を細かく見ていきましょう。
JCB発行クレジットカード付帯のプライオリティ・パス
対象カード | ザ・クラス会員 プラチナ会員 ゴールド・ザ・プレミアム会員など JCB発行の全てのクレジットカード |
---|---|
内容 | 国内の「お食事」「リフレッシュ」「休憩」などの施設の 無料サービスが対象外に 空港ラウンジは利用可能 |
実施日時 | 2024年10月31日(木)20:00以降 |
JCBに関しては、「国内」のみ利用制限が発生しますので、「海外」に行く際には「お食事」「リフレッシュ」「休憩」などの施設は今まで通り利用することが可能です。
2024年9月現在、入会キャンペーンを行っている「JCB ANAカード」もこちらの利用制限の対象カードとなります。
MUFG発行クレジットカード付帯のプライオリティ・パス
対象カード | UFJニコスおよびフランチャイジー発行のプラチナ会員 三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードなど |
---|---|
内容 | 国内外の「お食事」「リフレッシュ」「休憩」などの施設の無料サービスが対象外に 空港ラウンジは利用可能 |
実施日時 | 2024年10月1日(火) |
MUFGに関しては、「国内」「海外」どちらも「お食事」「リフレッシュ」「休憩」などのサービスに対して利用制限がかけられます。
利用制限の対象となる「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」に関しては「家族カードに対してもプライオリティ・パスを発行できる」ということが魅了ですので、旅行によく行かれる方でラウンジを頻繁に利用する方にとっては、まだまだお得なカードかなと思います。
改悪はいつから実施される?
さて、「JCB」「MUFG」2社から発表されたプライオリティパスの利用制限はいつから実施されるのでしょうか?
カード会社 | 開始日時 |
---|---|
JCB | 2024年10月31日(木)20:00以降 |
MUFG | 2024年10月1日(火) |
いずれもけっこう直近に開始されるようですね。
上記の期間に「JCB」「MUFG」発行のプライオリティパスを利用する方は、確認の上お気を付けください。
特に「JCB」に関しては、時間も明記されていますので利用する時間までご注意ください。
改悪の歴史を見てみる
今回のプライオリティパスの改悪ですが、実は近年プライオリティパスに関する改悪の流れがじわじわと起きています。
ここで、近年の改悪の歴史を見てみましょう。
年 | カード会社 | 内容 |
---|---|---|
2019年 | アメリカン・エキスプレス | 「お食事」「リフレッシュ」「休憩」利用不可 |
2023年発表 | 楽天プレミアムカード | 年間5回までの利用制限(2025年より) |
アメリカン・エキスプレスから発行されるプライオリティパスに関しては、今回の改悪内容と同じように「お食事」「リフレッシュ」「休憩」に関して無料利用に制限があります。
また、楽天プレミアムカードに関しては、サービス内容については全て利用可能ですが、2025年より回数制限が設けられました。
アメリカン・エキスプレスから発行されている「ANAアメックスゴールドカード」については、ANAマイルへの還元率やお得な入会キャンペーンなども頻繁に行われていますので、旅行好きな方や、僕と同じようにダイヤモンド修行やSFC修行をされている方の中には所持している方もいらっしゃったのではないでしょうか?
また、「楽天プレミアムカード」に関しては、楽天圏内のお買い物の場合ポイント還元率が高かったり、年会費11,000円という安価ですので、気軽にプライオリティパスを発行することのできるメリットがありました。
今回の「JCB」「MUFG」発行のプライオリティパスに関する利用制限という流れから、「他のクレジットカードも改悪発表されそうだな〜」と考えています。
また、「本当に今の自分にとってプライオリティパスが必要なのか?」というところは改めて考えてみるのも良いかな?と感じています。
というのも、出張や旅行が年に数回しかない場合でも、レストラン特典目的だけで、高い年会費を払ってプライオリティパスを発行するというのはちょっともったいないかな~と考えます。
また、個人的にはプライオリティパスはとてもお得で、よく飛行機に乗る人にとって嬉しいカードであるのは間違い無いですが、あくまでプライオリティパスの存在に振り回されることなく、ご自身が経験したい旅をして、その時食べたい物を食べるのが、旅の充実感、充足感をあげてくれると思います。
なので、プライオリティパスの特典が付いてる~!ということだけではなく、しっかりとクレジットカード本体に付帯されているサービスも確認して、ご自身に合っているかどうかをしっかりと吟味する必要があると考えます。
現段階でオススメのクレジットカードは?
では、2024年9月の段階でオススメするプライオリティパス発行のできるクレジットカードはどこなのでしょうか?
今現在15枚ほどクレジットカードを所有していますが、その中で年単位で『実際に』使ってみて、このカードならおすすめできる!と感じてるプライオリティパス付帯クレジットカードを2枚ご紹介します!
セゾンプラチナ・ビジネスアメックスカード
- クレジットカード自体に付帯されているサービス
- 年会費
などプライオリティパス発行以外のサービスを比較した結果、
がオススメです!
以下に、セゾンプラチナビジネスアメックスカードの基本情報をまとめました。
基本情報 | |
---|---|
年会費 | 22,000円(税込) ※初年度年会費無料 |
追加カードの有無 | 追加カード/年会費3,300円 |
プライオリティ・パス ステータス | プレステージ会員 ※利用回数制限なし |
同伴者のラウンジ利用料金 | 4,400円/1人 |
マイル還元率 | SAISON MILE CLUB加入(年会費5,500円)で、 JALマイル1.125%還元 |
旅行に関する付帯サービス | ・当日航空券を提示で国内空港ラウンジを無料で利用 ・コンシェルジュ・サービス ・海外旅行傷害保険 最大1億円 ・国内旅行傷害保険 最大5,000万円 ・国際線手荷物宅配サービス |
ブランド | American Express |
こちらのカードで発行されるプライオリティパスは、「プレステージ会員」のステータスとなりますので利用回数の制限はなく、すべてのサービスを利用することができます。
また、年会費は初年度無料なので実質無料でプライオリティパスを所持することができます。
そして、旅行に関する付帯サービスもかなり充実しているのも魅力的です。
コチラの記事では、さらに詳しくセゾンプラチナビジネスアメックスカードについて書いていますので、ぜひご覧ください。
但し、こちらのカードはあくまでも「ビジネスカード」ですので、追加カードに対してプライオリティパスは発行されません。
よって、家族に対する旅行傷害保険などは適用外となります。
しかし、「ビジネス」と書いていますが、こちらのカードは会社員の方でも発行できますので、僕の場合は妻や母にも本会員としてカードを発行してもらい、各自プライオリティパスを発行しています。
そうすることで、旅行に関する保険もしっかりと受けることができますし、もちろんプライオリティパスの恩恵も十分に受けることができます。
\紹介プログラムでお得に入会/
楽天プレミアムカード
次にオススメするのは「楽天プレミアムカード」です。
基本情報 | |
---|---|
年会費 | 11,000円(税込) |
追加カードの有無 | 家族カード/年会費550円 |
プライオリティ・パス ステータス | プレステージ会員 ※2025年1月1日以降は、年間5回まで無料 |
同伴者のラウンジ利用料金/1回 | 3,300円/1人 |
マイル還元率 | 楽天ポイント:ANAマイル0.5%還元 |
旅行に関する付帯サービス | ・当日航空券を提示で国内空港ラウンジを無料で利用 ・楽天カードトラベルデスク ・国際線手荷物宅配サービス(年2回まで/トラベルコース選択の場合) ・海外旅行傷害保険 最大5,000万円 ・国内旅行傷害保険 最大5,000万円 |
ブランド | VISA・Mastercard・JCB・American Express |
楽天プレミアムカードから発行されたプライオリティパスは、2025年1月1日以降は年間5回まで無料という回数制限が設けられますが、ラウンジ利用以外の「お食事」「リフレッシュ」「休憩」に関しても利用できます。
頻繁に旅行をしてプライオリティパスのサービスを利用する方にとっては、5回という回数制限は物足りないかもしれませんが、旅行頻度が年に1~2回程度で、楽天市場等でよくお買い物される方にとっては、年会費11,000円でプライオリティ・パスを利用できるのはかなりお得なカードと言えます。
\今なら楽天ポイント5000P獲得できる/
まとめ
今回は「JCB・MUFJのプライオリティパス改悪はいつから?内容や他のおすすめクレカもご紹介【2024年9月最新】」と題して、改悪の内容やその他のおすすめクレジットカードについてまとめました。
改悪内容は「JCB」「MUFG」いずれも、国内の「お食事」「リフレッシュ」「休憩」などの無料サービスが利用できなくなるということで、利用制限が始まるのは、
- JCB ⇒ 2024年10月31日(木)20:00以降
- MUFG ⇒ 2024年10月1日(火)
となります。
プライオリティパスの改悪の流れは、近年「アメックス」や「楽天プレミアムカード」でも起きていますので、今後他のカードでの改悪のニュースがある可能性も高いのではないでしょうか?
そんな中でも、2024年9月現在、プライオリティパスを発行できるクレジットカードの中で一番オススメは「セゾンプラチナビジネスアメックスカード」となります。
- クレジットカード自体に付帯されているサービス
- 年会費
以上の面からも、「プレステージ会員」のステータスを付与され、年会費は初年度無料でプライオリティパスを所持することができるのは、非常に魅力的ではないでしょうか?
今後は、プライオリティパスが付与されるかどうか?また、付与される場合の利用できるサービスもしっかりと確認して、クレジットカード自体に付与されているサービスがご自身にとってお得かどうか?など、メリット・デメリットもしっかり考え、クレジットカードを発行されると良いかなと思います!
コメント