【2024】マレーシア航空ゴールデンラウンジの仮眠室やシャワー室まで徹底レビュー【クアラルンプール国際空港】

どうもシュナです。

今回は、クアラルンプール国際空港にある「マレーシア航空ゴールデンラウンジ」のレビューをしていきます。

ANAのダイアモンド修行を行う際は、ビジネスクラスかプレミアムエコノミークラスが多いのでいつもこのゴールデンラウンジを利用しています。

「マレーシア航空ゴールデンラウンジ」には、ビュッフェやドリンクはもちろんですが、「仮眠室」や「シャワー室」なども完備しており、クアラタッチをする際にはとても重宝するラウンジとなります。

実際に、僕も利用しましたのでレビューをご紹介します。

マレーシア航空ゴールデンラウンジについて

クアラルンプール国際空港にある「マレーシア航空ゴールデンラウンジ」は、マレーシア航空が運営するビジネスクラス以上の利用者のみが入れるラウンジとなります。

ちなみに、クアラルンプール国際空港には

• KLIA1メインターミナル
• サテライトターミナル
• KLIA2

がありますが、ゴールデンラウンジは主要な国際線の乗り入れが行われる「サテライトターミナル」の2階に位置しています。

では、次にマレーシア航空ゴールデンラウンジへのアクセスをご紹介します。

マレーシア航空ゴールデンラウンジへのアクセス

マレーシア航空ゴールデンラウンジはサテライトターミナルにありますが、まず、「サテライトターミナル」ってどこにあるの？というところからお話していきます。

クアラルンプール国際空港のサテライトターミナルへは、メインターミナルで行われるイミグレーション（出国審査）を通過して、そちらへ向かう為のシャトルバスに乗って移動します。

ちなみに、サテライトターミナルは、C1～C37の搭乗口があります。

サテライトターミナルは、建物の中央に「森」のようなものがあり（Jungle Boardwalk“ジャングルボードウォーク”というようです）、その森を中心に四方にゲートが分かれているつくりになっています。

シンプルで自分の位置を把握しやすいビルの作りになっていますので、とにかく迷ったら中心の森を目指すと目的地の位置を把握しやすいですよ。

ゴールデンラウンジは、サテライトターミナルの「WEST ZONE（C1～C6搭乗口側）」と呼ばれる2階にありますので、エレベーターかエスカレーターを使って2階へ。

2階の天井には、「MAS Golden Lounge」という案内板がありますので、それを目印に進んで行くと辿り着けます。

こちらは、ゴールデンラウンジのレセプションです。

レセプションを正面に見た時に、左側が「ビジネスクラスラウンジ」、右側が「ファーストクラスラウンジ」となります。

今回は、「ビジネスクラスラウンジ」を利用しましたが、まだここで右に行ったことがないので、いつか必ず行ってみたいと思っています。

レセプション内には、少し休憩する場所もありますし、その奥には大きな荷物を収納できるロッカーがありました。

こちらがロッカーです。入口から入ってすぐ左手にあり、大きさの異なるロッカーがありますね。

ロッカーを利用する際は、カウンターで申告したら鍵をもらうことができます。

その他にも東南アジアっぽい飾りやオブジェがありました。ここは行く度に変わってる印象です。

さて、レセプションで受付を済ませてラウンジへ進んで行くと、すぐ左手にアルコールなどを提供するバーがあります。

バーの営業時間は、10:00～23:59となっているようです。

撮影したときは、営業時間外だったのでアルコールは飲めませんでしたが、別日に再度ゴールデンラウンジを利用した際には、タイガービールを頂きました。

好みやテイストなどを伝えると、カクテルなども作ってくれるそうですよ。

前回のここでビールを頼んだ時のスタッフの方は、カメラに気づいてバチバチにポーズを決めてくれて、とても陽気な方でした。

いよいよ、ラウンジフロアへ。

とても広くて座席が多かったです。そして、窓一面に世界各国の飛行機をみることができますので、とてもワクワクしますね。

僕が利用した時間は、混み合っている様子もなくゆったりと過ごすことができました。

内装については、レセプションもそうなのですが、過度な装飾はないのですが、高級感が漂う内装となっています。

一見、ここが空港だったのか忘れてしまうような雰囲気で、かなり落ち着きますね。

パーテーションのようなものの柄が南国を思わせるデザインになっていました。

ラウンジ内に飾られているお花も胡蝶蘭など南国系のお花が飾られていますね。

座席も、1人でも座れる席や、家族やグループが座れるテ―ブル席など様々な種類の座席が、ゆったりと配置されていました。

僕の場合、ラウンジ内でも少しお仕事をすることがありますので、座席の近くにコンセントやUSBポートがあるのは嬉しいですね。

ちゃんと子供用の椅子も用意されています↓

マレーシア航空ゴールデンラウンジの営業時間

マレーシア航空ゴールデンラウンジの営業は、24時間営業です。

国際線が発着するサテライトターミナルですので、ラウンジが24時間営業なのはとてもありがたいです。

もちろん、クアラタッチをする際にも、ラウンジを利用して疲れた体を休めていました。

ラウンジ自体は24時間営業ですが、お酒を提供するバーは10:00～23:59と営業時間が決められているので、ご注意ください。

また、利用できる滞在時間は出発予定時刻の24時間前から最大3時間までということですので、仮眠室を利用する方は時間を超過しないように気を付けてください。

マレーシア航空ゴールデンラウンジへの入室条件

さて、マレーシア航空ゴールデンラウンジを利用するにあたり、入室条件がありますのでご紹介します。

マレーシア航空ゴールデンラウンジを利用できる条件は

【ANAの場合】
・ANA便をビジネスクラスで利用
・ANA便を利用の「ダイヤモンドサービス」「プラチナサービス」メンバーおよび同一便を利用の同行者1名
・ANA便を利用の「SFC会員」および同一便を利用の同行者1名
・ANA便を利用の「スター アライアンス・ゴールド」メンバーおよび同一便を利用の同行者1名
・ANA運航便をプレミアムエコノミーで利用

【JALの場合】
・JAL便を「ファースト」「ビジネス」「プレミアムエコノミー」「エコノミー」で利用
・JAL便を利用の「ダイヤモンド」「プレミア」「サファイア」「グローバルクラブ」メンバーおよび同一便を利用の同行者1名

【ワンワールドの場合】
・ワンワールド（JAL・マレーシア航空）の「ビジネス」「ファースト」を利用
・「サファイア」「エメラルド」会員

となっています。

僕の場合、一番最初の時はANAのステータスやSFC会員を所持していませんでしたので、ビジネスクラスに搭乗して、ゴールデンラウンジを利用しました。

しかし、現在はSFC会員となりましたので、

という様に、家族全員でSFC会員のサービスを受けることが出来ます。

また、上記の条件を持ち合わせていなくともマレーシア航空便に搭乗する方なら、

を支払えば、利用することができます。

ちなみに、ゴールデンラウンジを運営しているマレーシア航空は「ワンワールド」に加盟しており、スターライアンスに加盟しているANAの利用者がなぜラウンジを使えるかというと、

数年前のリニューアルによってANAの指定ラウンジになったからだそうですよ！

ということで、ANAでもJALでも搭乗クラス、もしくは会員ステータスが条件に合えば、ゴールデンラウンジを利用することができます。

ここで1点注意点があります。

世界各国の空港ラウンジが利用できるプライオリティパスでの利用は出来ませんのでご注意ください。

クアラルンプール国際空港にて、プライオリティパスを利用できるラウンジは

• Sphere Lounge
• Plaza Premium Lounge
• Sky Suite Airport Lounge
• Travel Club Lounge

などが利用できます。

マレーシア航空ゴールデンラウンジのフードやドリンク

では、次にラウンジのフードやドリンクを見ていきましょう。

フードはビュッフェスタイルで、ラウンジの中央に大きなビュッフェ台があります。

フード

フードは東南アジア系のお料理や、点心、サラダ、パンなどあらゆる種類のお料理が並んでいました。

正直なところ、詳しい料理名などはよくわからないのですが、エスニックな香りがとても食欲をそそり、美味しそうでした。

サラダバーも充実しています。

こちらは、おかゆとそれに入れるトッピングです。

フレークのようなものもありました。

パンやスイーツ・フルーツなどもあります。

様々な料理がありますので、ラウンジを利用する時間帯を気にせず、その時に食べたいものが選べるのは大変うれしいですね。

お料理の種類や豊富さから見てみると、ホテルのビュッフェ以上のサービスなのではと感じます。

パンの種類も豊富で、しっかりと温めて食べる事ができますね。

これ以外にもサンドウィッチやパスタをオーダーできるようです。

次回は必ずパスタ（カルボナーラ）を頼んでみたいと思っています！

ドリンク

続いてドリンクを見ていきましょう。

お水やお茶に加えて、冷蔵庫の中には美味しそうな炭酸飲料などもありました。

アルコール類は、前述したようにラウンジの手前にある廊下のようなところにバーがありますので、そちらで注文するようになっています。

コーヒーマシンもありますので、少し肌寒いラウンジ内で温かい飲み物が飲めるのは嬉しいですね。

僕は、カウンターでカプチーノを頼んでみました。これがまためちゃくちゃ美味しい！

ヌードルバー

実はゴールデンラウンジにはビュッフェのフード以外に、ヌードルバーもあります。

ヌードルバーでは、注文するとその場で料理を作って提供してくれるのです。

カウンターの右側には、提供される料理のサンプルもありますので、注文もしやすいですよね。

注意点としては、前回行った時、朝6時からしか注文できませんでした。

ヌードルバーのところだけ、水色と黄色の椅子が並んでいたり、少しラウンジの雰囲気とは違った様子は、まるで地元のお店に来ている様な雰囲気です。

マレーシア航空ゴールデンラウンジの仮眠室

続いて、仮眠室（NAP AREA）を覗いてみましょう。

ゴールデンラウンジの仮眠室は、男性・女性と分かれており男性の仮眠室は、ベッドが5つほどありました。

それぞれ軽くパーテーションで区切られているだけなので、しっかりと仮眠を取られる方はアイマスクや耳栓などがあるとよいですね。

加えて、ラウンジ内は冷房が効きすぎてとても寒いうえに、ブランケットなどはありませんので、仮眠室を利用する際は，羽織ものがあると良いですね。

※直近で行った時はブランケットの貸し出しをやってるようでした！

僕も実際に利用しましたが、暖かい服装さえあればちゃんと寝れます。

マレーシア航空ゴールデンラウンジのシャワールーム

続いてシャワー室です。

クアラタッチを実施した時は、クアラルンプールに到着してマレーシアに入国せずに、ゴールデンラウンジで過ごしていました。

その際に、シャワー室があったので利用したら体もさっぱりして、快適に過ごせることができました。

シャワー室は、それぞれお手洗いの中にあり、シャワー室としてさらに小部屋で区切られていました。

シャワー室を利用する際は、トイレの前の受付カウンターにて申請をするのですが、その際シャワー室の番号札は搭乗券と引き換えに渡されますので、番号札は必ず無くさないようにして下さい。（モバイルチケットだけではなく、紙チケットも発券すると良いですね）

シャワー室の中には「洗面台」「シャワー」「トイレ」があります。

1人で入るには十分の広さがありました。

シャワーは手持ちのものは無く、上からのレインシャワーのみでした。

また、ボディーソープとコンディショニングシャンプーが備え付けられています。

化粧水などはありませんでしたので、お肌の乾燥などが気になる方は持参されてください。

ドライヤーなどは備え付けられていませんので、カウンターでドライヤーを借りる必要があります。

特に女性の方などは、シャワー室を利用する前に、ドライヤーを利用する旨も伝えておいた方がよさそうですね。

マレーシア航空ゴールデンラウンジのファミリーエリア

実は、ゴールデンラウンジには、ファミリーエリアといって、家族でくつろげる半個室のような場所もありました。

テレビにはアニメが流れており、おもちゃなどもありますね。

その他にも、おむつを交換できる場所などもあり、子供やファミリー層にも優しいラウンジだということが分かりました。

まとめ

ということで、今回は「【2024】マレーシア航空ゴールデンラウンジの仮眠室やシャワー室まで徹底レビュー【クアラルンプール国際空港】」と題して、まとめました。

ANAのダイヤ修行などを行う際には、クアラタッチなどを行って修行する方もいらっしゃるかもしれません。

その際には、広くてゆったりと過ごせるマレーシア航空のゴールデンラウンジを利用することをオススメします。

フードもご当地のエスニックな料理や点心、サンドウィッチなどの軽食がありますし、その場で作ってくれるヌードルバーなど、空港のラウンジということを忘れてしまうほどサービスが充実しています。

また、シャワー室や仮眠室なども広くてキレイでしたし、なによりクアラタッチをする際に大変重宝しました。

サテライトターミナルにあるゴールデンラウンジを利用する場合、以下のような条件があります。

【ANAの場合】
・ANA便をビジネスクラスで利用
・ANA便を利用の「ダイヤモンドサービス」「プラチナサービス」メンバーおよび同一便を利用の同行者1名
・ANA便を利用の「SFC会員」および同一便を利用の同行者1名
・ANA便を利用の「スター アライアンス・ゴールド」メンバーおよび同一便を利用の同行者1名
・ANA運航便をプレミアムエコノミーで利用

【JALの場合】
・JAL便を「ファースト」「ビジネス」「プレミアムエコノミー」「エコノミー」で利用
・JAL便を利用の「ダイヤモンド」「プレミア」「サファイア」「グローバルクラブ」メンバーおよび同一便を利用の同行者1名

【ワンワールドの場合】
・ワンワールド（JAL・マレーシア航空）の「ビジネス」「ファースト」を利用
・「サファイア」「エメラルド」会員

現在、僕はSFC会員なので以下のように家族全員でラウンジを利用することができます。

SFC会員は一度取得すると、半永久的に権限を持つことができますので、ANAの上級会員を目指している方はぜひSFC会員への申請もオススメします。

ぜひ、クアラルンプール国際空港を訪れる際は、ゴールデンラウンジも利用してみて下さいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。